HIROMI UEHARA VOICE
全米アマゾン・ジャズチャート1位を記録したソロ・ピアノ作「プレイス・トゥ・ビー」を経て、上原ひろみがトリオ作品ならが、ジャズ、ロック、そしてオーケストラの世界観さえも創造する渾身の作品。メンバーはTOTOのドラマー、サイモン・フィリップス(ds)、不動のスーパー・セッション・ベーシスト、アンソニー・ジャクソン(b)で構成。新たなる最強トリオが誕生。日本人ジャズ・ピアニストとして上原ひろみ(31歳)が参加したスタンリー・クラーク・バンドがアルバム「スタンリー・クラーク・バンドfeat.上原ひろみ」で『最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム』をグラミー受賞
このトリオはいいです。特にサイモン・フィリップとの共演はいい。サイモンの静かに燃える情熱とハットなドラムテク、それに上原ひろみの茶目っ気たっぷりのピアノ。それでいて才能とセンスは類まれなものを持っています。上原ひろみの演奏って、3曲目の『Now or Never』聴くと本当に楽しそうにピアノ弾いてるって感じがするけど、7曲目の『Haze』聴くと、創造以上に感傷的で、スピリチュアルでなのかなと感じました。ピアノの演奏はもちろんですが、その独創的なフレーズと作曲の展開は本物を感じます。すごいのが出ました。余談ですがYou Tubeに『CHAILDREN IN THE SUMMER』という矢野顕子の曲を二人が共演した映像ががあります。スゴイです。是非見てみて下さい!
2010年FreeTEMPO(フリーテンポ)として活動の中止を発表。10年間の全軌跡から初のベスト・アルバムを発表。今後は『半沢武志』の名前で活動する。
FreeTEMPOは、アーティスト・DJの半沢武志によるソロユニット。ボサノヴァ、AOR、ジャズ、ハウスなどの要素を持つクラブミュージックを展開する。インディーズレーベルのFORESTNAUTS RECORDS(ユニバーサル・ミュージック)やイタリアのIRMA RECORDSなどから楽曲を発表している。
以降出身地仙台市に拠点を置きながら、プロデュースや映画音楽、野外フェスティバルへの出演へと活動の幅を広げる。
アルバム内のお気に入りは2曲あります。ひとつは9曲目の『birds』軽快なボサノバ系のリズムにARVIN HOMA AYAのボーカルがとても心地いい曲。後半のARVINのボーカルにオルガンが絡んでくるところなんかは最高にたまらない感覚。もう1曲目はやはり『KINDLY』ですね。元々Paris Matchの大ファンなんですが、はじめはこの曲ミズノ マリが唄ってることに気付きませんでした。何度か聴いてるうちにアレ?って思いました。彼女らしい優しい唄いっぷりがスゴくいいです。曲もとてもよく出来ていて、深く聴くと半沢武志がいろんな事をしているのがわかります。いろんな音を聞き取ることが出来ます。とてもいい曲。